【出町柳】香灯路珈琲|路地裏に佇む隠れ家のような古民家カフェ

こんにちは!

こ/こと編集部です!

有名大学や飲食店、世界遺産の下鴨神社など、さまざまなカルチャーが混在する出町柳エリアに、隠れ家のような古民家カフェがひっそりとオープンしたのは昨年11月のこと。

古都の情緒を感じながら過ごせるとあって、早くも話題を集めている出町柳のニュースポットです。

今あるものを生かし大切に引き継ぐ誠実さと、コーヒーへのこだわりが詰まった「香灯路珈琲」。

今回は編集部のみんなでお邪魔してきたので、「香灯路珈琲」の魅力をたっぷりとお届けします!

「香灯路珈琲」の基本情報

店名香灯路珈琲(コトロコーヒー)
住所/アクセス〒602-0846
京都府京都市上京区今出川通寺町東入下ル米屋町301
Google Maps
京阪「出町柳駅」から徒歩6分
営業時間10:00~17:00
定休日日・月(その他不定休有り)
駐車スペースなし
公式サイトhttps://kotorocoffee.base.shop/
公式Instagramhttps://www.instagram.com/kotorocoffee/

京阪「出町柳駅」から徒歩6分程、大通りから1本入った裏路地を進むと「香灯路珈琲」はひっそりと佇んでいます。

専用の駐車スペースはありませんが、京阪「出町柳駅」から散策を楽しみながら訪れるにはちょうど良い距離感。

定休日は日・月曜に加えて不定休もあるので、詳しくは公式Instagramをチェックしてみてください!

代々引き継がれてきた古民家を最大限に生かした空間

石畳が敷かれた路地を奥へと進むにつれて徐々に喧騒が遠のき、心地よい静寂に包まれた古民家が現れます。

店内は時代感のある古風な内装ですが、センス良く配されたランプや新設したカウンターなど、現代のデザインが調和した空間へと一新。

建築当時のまま現存する床材やガラス窓の美しい揺らぎなど、歴史ある建築に身を置くのも「香灯路珈琲」を訪れる楽しみのひとつですね。

「香灯路珈琲」は店主である森さんの祖父母のご自宅をリノベーションしたカフェなのだとか。

住まいとして大切に引き継がれてきた建築が、コーヒーを楽しめる憩いの場へ生まれ変わり、現在は多くの人にとって大切な存在になっているようです。

美しい庭と共にコーヒーを嗜む贅沢時間

敷地内に佇む美しい庭を眺めながらコーヒーを味わえるのも「香灯路珈琲」を訪れる楽しみのひとつです。

 

どの座席を選んでも庭を眺望できるよう、座席の多くに床座を採用。

空間美を存分に味わえるようにと配慮にした、店主・森さんの思いやりに心が温まります。

四季の移ろいを表現する木々達を眺めながら、ゆったりとコーヒーを味わう贅沢なひとときを堪能しましょう。

蔵で丁寧に自家焙煎したオリジナルブレンドのコーヒー

庭でひときわ存在感を放つのは、建築当時のままの趣きを残した立派な蔵。

「香灯路珈琲」のコーヒーは全て、この蔵に設けた焙煎機で自家焙煎したものを提供しています。

蔵は湿度がある程度一定に保たれるため、味のばらつきを抑えられるのだそう。

蔵の特徴を生かした斬新な発想に驚きです!

コーヒーは好みに合わせて、常時6種類程の豆から選べます。

訪問時には、オリジナルブレンドの「香灯路」と「薫雫」を注文しました。

「香灯路」は程よい苦みにほのかな酸味が加わり、スイーツと相性抜群の一杯。

しっかりとした苦みを楽しみたい人におすすめです。

「薫雫」は苦みや酸味を抑えたまろやかな印象で、日頃コーヒーを飲まない人でもすっきりと飲みやすい味わいでした。

その日の気分に合わせて、多彩なコーヒーを心ゆくまで堪能してください。

コーヒーを引き立てる手作りスイーツの数々

「香灯路珈琲」にはスイーツやトーストメニューも豊富にラインナップしています。

いちごジャムと生クリーム、クロテッドクリームが添えられたスコーンはコーヒーのお供として人気の一品。

コロンとした見た目の可愛さも注目ポイントです。

スコーンは程よい厚みと食感になるように、分量を変えて何度も試作したのだそう。

ひと口食べれば理想的なサクフワ食感で、あっという間に食べ終えてしまう美味しさです!

訪問時にはぜひ味わってほしい、一押しのスイーツです。

抹茶のバスクチーズケーキはコーヒーとのペアリングを楽しめるスイーツメニュー。

きめ細かくねっとりとした舌触りと、抹茶のリッチな味わいに思わず顔がほころびます。

派手な甘さはなくてもいい。むしろ素朴で温かみのある美味しさであることが、何度でも味わいたくなる秘密ではないでしょうか。

古民家カフェ[香灯路珈琲]で幸せなコーヒーブレイクを

出町柳で出合った「香灯路珈琲」の魅力をご紹介しました。

オリジナルブレンドのコーヒーや手作りスイーツの美味しさはもちろん、古民家を生かした情緒溢れる空間を楽しむのも「香灯路珈琲」を訪れる醍醐味。

路地裏にひっそりと佇む「香灯路珈琲」で、こだわりのコーヒーとスイーツを味わう至福のひとときを過ごしてみては?

この記事の著者

こ/ことライター

豊田芽実

プロフィール

美味しいものが大好きな京都在住のフリーライター。美味しい!楽しい!を求めて滋賀・京都を巡るのが趣味。