京都駅前で『京玄米茶 上ル入ル』のポップアップストアが開催!古き良きお茶の魅力を後世へと繋げるNewブランドがスタート!

駅前にある京都タワーサンドの1Fでは2022年9月5日より、宇治田原製茶場が手掛ける新ブランド『京玄米茶 上ル入ル』のポップアップストアが開催!

日本の古き良きお茶の文化を後世に繋げていきたい。

“気持ちがアガル”ような贈り物を届けたい、と想いが込められた玄米茶。

今回、店頭ではこだわり抜かれた2種類の商品を試飲、購入できるようになっていました。

こちらでは、宇治田原製茶場が抱く想いと店頭に並んでいる玄米茶についてをご紹介します。

『京玄米茶 上ル入ル』ポップアップストアの概要

ポップアップストアへの会場(京都タワーサンド 1F)までは、JR京都駅の中央出口より徒歩約3分。

京都タワーの真下にあるビルの中に、『京玄米茶 上ル入ル』はありました。

ブランド名京玄米茶 上ル入ル(アガルイル)
会社名株式会社 宇治田原製茶場
イベント開催場所京都府京都市下京区東塩小路町721-1
京都タワーサンド 1F
Google map
営業時間10:30~20:30(当面の間)
定休日
期間2022年9月5日~2023年1月31日(予定)
ブランドサイトブランドサイト ←商品の購入はこちらから
会社の公式サイト公式HP

約100年の長い歴史を持つ老舗・宇治田原製茶場

緑茶発祥の地として古くから栄え、香り高く品質のよい宇治茶が生まれている京都の宇治田原。

そんな場所で採れる茶葉を中心に扱う宇治田原製茶場も、約100年という長い歴史の中で人々の暮らしに根付いてきました。

オンラインストアやカタログでの通信販売を行い、選りすぐりのお茶を北海道や沖縄まで、全国各地に届けています。

また、新ブランド『京玄米茶 上ル入ル』では、日本茶インストラクターという資格を持った茶師が玄米茶を厳選。

ティーバッグに入っている玄米茶の素材(茶葉や炒り餅)も、プロの手で均等なバランスになるようブレンドされています。

玄米茶に秘められた魅力~昔ながらのお茶の良さを後世へ~

〈なぜ緑茶発祥の地といわれる宇治田原で、玄米茶にこだわられたのかを宇治田原製茶場の向井さんに伺いました。〉

向井さん:私たちが新ブランド『京玄米茶 上ル入ル』を立ち上げるにあたって、こだわったポイントの1つは炒り餅にあります。

一般的に流通している玄米茶の多くは“炒り米”が使われているのですが、今回の商品にはあえてお餅を使用しました。

というのも、玄米茶はもともと昭和初期の正月、京都の茶屋が鏡開きで鏡餅を割り、砕けた破片を見てお茶に混ぜることで生まれたものだと言われているからです。


〈食べ物を無駄なく使う昔ながらの人々の知恵が活かされているんですね。〉

向井さん:しかしそれは時代と共に変化していき、いつの間にか炒り米が主流となったんです。

そこで私たちは「私たちが忘れている昔ながらの価値観や暮らしの知恵をもう一度共有したい」という想いで、玄米茶の原点である炒り餅を用いました。

香ばしくて懐かしさを感じられるような、心をほっと落ち着かせるような一杯をつくりたいと考えたのがブランド立ち上げのきっかけでもあります。


〈宇治田原といえば抹茶に使われる宇治茶が有名ですが、茶葉にもこだわっておられるのでしょうか?〉

向井さん:宇治田原周辺は昼と夜の寒暖差が激しく霧が出やすい土地ですが、実はとてもお茶づくりに適しているんですね。

なので『京玄米茶 上ル入ル』には、京都の宇治田原周辺でしか採れない厳選した茶葉をこだわって使用しています。

もちろん、炒り餅も備長炭の炭火で炒った特別なものを選んでいるので、香り高い茶葉とお餅の両方の香ばしさを感じられるようにバランスを見て組み合わせています。

ぜひ、他では味わえない玄米茶を楽しんでみてください。

朝日と夕日をイメージした、今までにない玄米茶

今回ポップアップストアに並んでいる2種類の玄米茶には、それぞれ「東」「西」と命名。

「東」は日が昇りはじめたような明け方の空を、「西」は夕日に染まる琥珀色のような空をイメージして作られました。

今後は「北」や「南」といったバリエーション展開も考えているそうなので、さらなる新商品の登場に期待が高まっています。

煎茶をベースに、上品な味わいを楽しめる「東」

宇治煎茶の新芽を最短で蒸し上げる“若蒸し製法”を使って仕上げられた玄米茶。

すっきりとした口当たりで、煎茶と炒り餅の香ばしさがふわりとただようのが特徴です。

また、お湯を注ぐと中の茶葉がくるくると回り、じんわりと上品な黄緑色に染まります。

渋みが苦手な方は70℃ほどのぬるめ温度で、お茶そのものの香りや味を楽しみたい方は80℃ほどの高温で飲むのがおすすめです。

ほうじ茶をベースに、茶葉の焙煎された香ばしさを楽しめる「西」

抹茶の原料でもある碾茶(テンチャ)の茎部分を使用した玄米茶。

焙煎されたほがらかな香りと、炒り餅の香ばしさが楽しめるようになっています。

優しい味わいが特徴で、比較的クセもなく飲みやすいのも魅力の1つ。

こちらは香りがよく立ち、渋みも出ないので80℃~90℃の熱め温度で飲むのがおすすめです。

「京都で地に足を付けて『京玄米茶 上ル入ル』と共に歩んでいきたい」という想いが詰まったストア

普段、宇治田原製茶場では通信販売でのみお茶が購入できるようになっています。

しかし、新ブランド『京玄米茶 上ル入ル』はより多くの方、特に若い方に商品を手に取ってほしいという想いから、今回のポップアップストアが設けられました。

玄米茶の原点となる商品でお茶に馴染みを持ってもらうために、京都の玄関口でもある駅の目の前のビル・京都タワーサンドで地に足をつけて第一歩を踏み出そうと決意。

さりげなく碁盤の目を意識したパッケージやポップアップストア内の商品土台にも京都らしさを盛り込んでいるとのことなので、ぜひご注目ください。

まずは試飲を、自分が味を楽しんでから購入ができる仕様に

店頭では、新商品の「東」と「西」の飲み比べができるようになっています。

『京玄米茶 上ル入ル』の商品はパッケージにも力が入れられていますが、まずは実際に飲んで玄米茶本来の美味しさを知ってほしいと試飲もできるようにしたのだそう。

お土産として、贈り物として渡す際に「美味しいお茶だよ」とコミュニケーションを取りやすいように工夫されているのはうれしいポイントですね。

中々お土産を渡すだけだと会話が弾まないので、「“上ル入ル”のお茶は玄米茶の原点を振り返って作られたものなんだよ」と、話に花を咲かせるのも楽しみの1つではないでしょうか。

ニーズに合わせたティーバッグタイプのギフトが購入可能

お茶といえば茶こしを使うタイプや粉末タイプなど、さまざまなものが流通していますが、『京玄米茶 上ル入ル』はティーバッグタイプとなっています。

家庭で手軽に楽しめるのはもちろん、職場や旅行先などにも持ち運びやすいようにとティーバッグにしたのだそう。

製造時には茶葉と炒り餅が均等に入るというメリットもあるので、より最適な状態で玄米茶を楽しめます。

また、贈り物としてもプレゼントしやすいように3袋入り、12袋入り、15袋入りの各商品がラインナップ。

「東」「西」をあわせた飲み比べセットも販売されていました。

センスの光るスタイリッシュなパッケージが目を惹くので、ギフトとしてチョイスすると喜ばれること間違いなしですね。

まとめ

2022年9月5日から京都サンドタワーの1Fで始まった『京玄米茶 上ル入ル』のポップアップストア。

京都らしさをイメージした店頭では2種類の玄米茶の試飲ができ、商品もその場で直接購入できるようになっていました。

単なる玄米茶としてではなく、宇治田原製茶場にしか作れないメッセージ性のある玄米茶を、ぜひ店頭では楽しんでみてください。

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