八坂通りにある「てしごとのみせmokumoku(モクモク)」は、手作りの器や暮らしの道具を取り扱うショップと菜食ごはんをいただけるカフェのお店。
店内には、器好きのご夫婦が全国から仕入れた工芸品やアクセサリーが並びます。
2020年8月に「うつわとcafebar mokumoku」としてオープンし、今年3月6日から店名を変えてリニューアルオープン。
ショップ併設のカフェでは、こだわりの器でグルテンフリーのスイーツやドリンクをいただくことができます。
今回は、京都や滋賀の野菜をたっぷりと使った、100%植物性の“菜食ごはん” をご紹介します!
\全室レイクビューのセトレ取材レポ!/
てしごとのみせ mokumokuの基本情報
店名 | てしごとのみせ mokumoku(モクモク) |
住所・アクセス | 〒605-0853 京都府京都市東山区八坂塔の下星野町87 GoogleMaps |
営業時間 | カフェ 10:00〜16:00(L.O.15:30) ランチ 不定期(月2日程度のランチの日と、イベントで提供される予定です。) |
営業日 | インスタグラムをご確認ください。 |
駐車・駐輪スペース | 店舗西側にあり(駐車場は1台のみ・要事前予約) |
予約 | ランチ・イベントは要予約 (インスタグラムのDMまたはメールより) |
テイクアウト | 可能 |
公式HP | https://utsuwamokumoku.com/ |
公式インスタグラム | https://www.instagram.com/kyoto_mokumoku/ |
「八坂の塔」で有名な観光地・八坂通りにあるときめきとくつろぎの空間
「八坂の塔」という名称で親しまれる五重の塔から徒歩2分。
「てしごとのみせ mokumoku」は、観光客向けの土産屋や飲食店が立ち並ぶ八坂通りにあります。
周辺のにぎやかなお店とは一味違った、素朴で味のある雰囲気。
大きな窓には、色鮮やかな手ぬぐいに陶器やガラスの器たち。
光に照らされたガラスのグラスがキラキラと輝き、思わず足を止めて見入ってしまいます。
全国の手作り作品が並ぶショップスペース
店内に入ると、さらにたくさんの器や暮らしの道具がずらり。
お店に並ぶのは、店主のご夫婦が、島根や伊勢、丹波など全国の窯元や工房を訪問し、作家さんから直接、仕入れたこだわりの品々だそう。
正面の壁にかけられた手ぬぐいには、「桃太郎」の物語が描かれています。
その隣には、滋賀の無農薬の稲で作られたしめ縄など、手仕事の品が飾られています。
店内の左側には、手作りのアクセサリーも並びます。
見ているだけで心がときめく、色とりどりのアクセサリーはどれも一点物。
取材時には、「七宝焼」のブローチやイヤリング、ピアスがありました。
手書きのPOPには、作家さんの名前と制作場所、制作方法が紹介されています。
誰が、どの土地で、どんな風に作ったのかが分かると、より一層、作品への興味が増しますね!
ほっと落ち着くカフェ&ギャラリースペース
店内の奥はカフェとギャラリーのスペース。
器を実際に手に取って、使ってもらえるようにとショップに併設する形でスタートされたそうです。
観光地のにぎやかさが感じられるショップスペースとは異なり、穏やかでゆったりとした空間。
少し休憩するつもりで入ったのに、ついつい長居してしまいそうな心地良さがあります。
テーブル席の他にカウンター席もあるので、一人でも利用しやすいですね。
器や暮らしにまつわる本も用意されているので、コーヒーを飲みながらゆっくりと読書を楽しむこともできます。
ギャラリースペースもあり、取材時には、飛騨高山で活動されている作家さんの吹きガラス作品が展示されていました。
隣にある大きなスピーカーからはジャズが流れ、目でも耳でも楽しめるギャラリーです。
味付けは塩とスパイスと味噌のみ!京都・滋賀の野菜たっぷりの菜食ごはん
カフェでは、100%植物性・グルテンフリーのごはんやスイーツをいただくことができます。
器はもちろん作家さんの手作りのもの。
今回いただいたのは、「菜食おまかせランチセット」。
店主が京都・滋賀の農家や道の駅から仕入れた新鮮な野菜がふんだんに使われています。
素材の良さを活かすため、味付けはシンプルに、塩とスパイスと味噌のみ!
シャキシャキとしっかりした歯応えの野菜に、ピリリとしたスパイスが効いています。
とくに感動したのは、こちらの「安納芋コロッケ」。
サクサクの衣にトロトロの安納芋の餡が包まれていて、何とも病みつきになる食感。
サクサクの秘密は、衣に米粉を使っているから。
通常のパン粉よりも油の吸収が少ないので、サクサクに揚がるうえにヘルシーだそう!
おからが使われている「きのこのハンバーグ」もしっとりとした食感で、食べ応えがあります。
食後にいただいたコーヒーも、こだわりの器でいただきます。
実際に使ってみないと分からない使い心地を購入前に確かめることができるのは嬉しいですね。
スプーンも丸くてコロンとしたつぼに細い柄が可愛らしくて、家でも使いたくなります。
スイーツにもこだわりの食材
スイーツは、「とうふドナーツ」と「マフィン」があり、どちらも米粉を使ったグルテンフリーのスイーツです。
米粉は滋賀産の無農薬栽培のもの。
器と同様に、食材についても産地と栽培方法が表示されているので、安心感があります。
ドリンクメニューも豊富で、京都大原の農園で栽培された無農薬ハーブティーは3種類のブレンドから選ぶことができます。
スイーツとドリンクはテイクアウトできるので、食べ歩きにももってこいですよ!
まとめ
「てしごとのみせ mokumoku」は、有名な観光地・八坂通りにある器や暮らしの道具と菜食ごはんのお店。
店主のご夫婦が全国各地の作家さんから集めた手作りの作品が並ぶ店内。
併設のカフェでは、それらの器でこだわりのごはんやスイーツをいただくことができます!。
ゆっくりとくつろげる落ち着いた空間が魅力的なお店にぜひ行ってみてくださいね!