2024年2月、鎌倉で話題の麻婆豆腐専門店「かかん」が京都に上陸。
各地でのイベント出店や数々のメディアでの紹介を経て、今や全国区で知られる存在となったかかん待望の関西初店舗です。
コクと旨みを追求したオリジナル麻婆豆腐は病みつきになること間違いなし!
さらに地元の出来立て豆腐を使用した、京都店ならではの味わいを堪能してください。
\全室レイクビューのセトレ取材レポ!/
かかん京都店の基本情報
店名 | かかん京都店 |
住所・アクセス | 〒606-8205 京都市左京区北白川久保田町28-1 2F GoogleMaps 京都市バス「銀閣寺・錦林車庫」バス停から徒歩1分 |
電話番号 | なし |
営業時間 | <月・金> ランチのみ:11時00分〜15時00分(14時30分L.O) <水・木・土・日> ランチ:11時00分〜15時00分(14時30分L.O) ディナー:17時30分〜19時30分(19時00分L.O) |
定休日 | 火曜日 |
公式HP | https://kakan.shop/ |
公式インスタグラム | https://www.instagram.com/kakan_kyoto/ |
ビストロ時代の裏メニュー“麻婆豆腐”を主役に
もともとはビストロからスタートしたかかん。
裏メニューとして評判の高かった麻婆豆腐で勝負しようと、専門店を始めてさらにブレイクしました。
今では鎌倉を拠点に関東で3店舗(土産専門店含む)展開しています。
京都店では、かかん自慢の味わいはそのままに、豆腐はご近所の「清水豆腐」から仕入れ、店内のイラストは京都在住のイラストレーターに手がけてもらうなど、地元の人たちと共に作り出すここならではの魅力と個性があります。
北白川疎水の心地よい空気に包まれる開放的な空間
エントランスを入ると、イラストレーターmahoさんが描いた愛嬌ある壁絵が出迎えてくれます。
取材に訪れたのは、ランチ終了間際の14時ごろ。
北白川疎水通に面し、陽光に包まれた明るい店内は、ビルの2階ながらも開放感があり、居心地の良さは抜群です。
家族連れやグルメ好きのカップル、おひとり様の男性客など、さまざまな層のゲストが入れ替わり立ち替わり訪れ、賑わっています。
大きな窓の外の青々とした木々を眺めながら、慌ただしいランチタイムも緩やかに過ごせる空間になっています。
初めての京都出店で、なぜこの場所を選んだのか。
店長の小野さんに聞いてみました。
「最初は京都中心地での出店を考えていたのですが、物件を見て回るうちに、忙し過ぎる街の空気感が、目指したい方向性とちょっと違うように感じてきて。そんな中で出合ったのが北白川のこの場所です。中心地からの適度な距離感と緑豊かな環境が、かかんの店づくりにフィットしていると思い、決めました」とのこと。
特に宣伝活動を行なっている訳ではないものの、オープンして間もなくご近所で話題となり、口コミで人気が広がっているのだとか。
見て食べて、香りを感じて。五感で楽しむささやかな贅沢
さて、いよいよ念願の麻婆豆腐とご対面です。
鉄鍋で提供される麻婆豆腐は、見るからにアツアツで辛そう!なイメージですが、実は辛さや痺れよりも、コクと旨みが際立つ逸品。
清水豆腐のなめらかでとろりとした口当たりがまた絶妙で、豆腐本来の美味しさもしっかりと感じることができます。
個人的にはネギ油の風味にロックオン!されました。ご飯のお供にはもちろん、お酒のアテにしたくなる深い味わいです。
そのままでも十分堪能できますが、辛さや痺れ、香りを足したい場合は、粉山椒や2種類の花椒、一味で味変するのも手です。
定食は生姜がじんわり効いたスープや小皿、ご飯がセットになっています。
定番人気の水餃子も外せない一品です。
イベリコ豚とエビと大葉の餡を厚めの皮にぎっしり詰めた水餃子は、オリジナルのピーナツだれと黒酢だれの2種類でいただきます。
八角の入った黒酢がさっぱりとしながらも香ばしく、個性的な余韻を残します。
料理に使われる器も彩り豊かで愛らしく、骨董市などで仕入れたものを使用しているそう。
中にはサザエさんの原作漫画をあしらった蕎麦猪口などユニークなものもあり、思わず微笑んでしまいます。
聞けば、お客様一人ひとりに器を変えて提供しているとのこと。
「器も料理と会話を楽しむ一つの材料になれば」というお店の想いが詰まっていました。
ちなみにかかんオリジナル調味料や名物麻婆豆腐の素、ポップなイラストのトートバッグやTシャツなどのグッズも販売しているので、ぜひお土産にゲットしてくださいね。
閑静な北白川疎水界隈をぶらり散策。足を延ばして銀閣寺へ
琵琶湖から脈々と続く北白川疏水沿い、観光名所の銀閣寺にも近い静かなエリアにあります。
京阪本線「出町柳」駅からバスで10分程度、京都中心地からのアクセスも良好です。
周辺にはスイーツ専門店やカフェ、古書店などもあり、ぶらぶらと散策するのも楽しい場所です。
また店内から京都の大文字が間近に見える絶好のロケーションです。
京都の夏の風物詩・五山の送り火には、予約して訪れたいですね。
まとめ
オープン半年にして、北白川の地元民及び関西のグルメ通にすっかり愛される名店となった「かかん京都店」。
定番の麻婆豆腐や水餃子はもちろん、山椒を効かせた柑橘パフェなど、個性的な喫茶メニューも人気を呼んでいます。
今後はディナーメニューがさらに充実する予定とのこと。
ますます目が離せない存在になりそうです。