【甲賀】CAFÉ DE BESSO｜豊かな自然に囲まれた里山カフェで自由奔放なアートを楽しむ休日

​​時には自由なアートに触れる、非日常的なショートトリップを楽しんでみませんか。

甲賀市ののどかな自然に囲まれたCAFÉ DE BESSO（カフェ　デベッソ）は、アウトサイダー・アート*の作品に触れながら、緩やかに過ごすことができる特別な空間。

電車でのアクセスはあまり良いとは言えないけれど、それでもわざわざ行きたくなる、ここにしかない感動が待っています。

CAFÉ DE BESSOの基本情報

エントランスから個性が爆発！いざ、非日常ワールドへ

CAFÉ DE BESSO（カフェ　デベッソ）は、滋賀県甲賀エリアの穏やかな自然に囲まれた「やまなみ工房」内にあるカフェ。

やまなみ工房は、知的や身体的に障がいを持つ人たちを支援する施設です。

彼らの共同生活の場であり、アート（彼らにとっては自分自身だけの世界）を生み出すアトリエでもあります。

CAFÉ DE BESSO（カフェ　デベッソ）のエントランスを入ると、無数の「地蔵」がお出迎え。

いきなり彼らが生み出す世界の力強さに圧倒されます。

一つとして同じものはなく、どこか和やかで愛らしい表情の地蔵たちに歓迎されながら奥へ。

ダイナミックでカラフルな作品があちこちに

大きなソファや木調テーブルが広々とした空間にゆったりと配置され、どの席でも心地よくくつろげます。

壁の至るところに個性豊かな絵が飾られ、ダイナミックで自由な描写や、眩しいほどにあふれる色彩に目を奪われます。

彼らの作品が、心揺さぶる何かを持っているのは、その一つひとつが打算的に生み出されたものではなく、純粋無垢な表現であるからかもしれません。

「社会的な評価や賞賛にはあまり関心がなく、ただただ自分の世界を自分自身で築き、表現する。

彼らはそれだけのことに熱中しているんです」と、支援スタッフの戸田さんは言います。

アート作品（原画）はもちろん、トートバッグや作品集、ソックスやバスソルトなどのグッズも販売されています。

カラフルでポップなトートバッグやソックスがおしゃれで、自分用に購入したくなりました。

秒で完食！？滋賀の食材を使ったカレーが絶品

都会の喧騒を離れ、素晴らしいアートに出会い、感性を刺激されながらランチをいただく…そんな非日常感あふれるひとときを楽しめるのがCAFÉ DE BESSO（カフェ　デベッソ）の魅力です。

カフェは戸田さんが一人で切り盛りしていることもあり、食事は基本的にカレーがメイン。

近江牛の特製キーマとほうれん草のあいがけカレーの「２色のデベッソ・カレー」を実食しました！

クリーミーで濃厚なほうれん草カレーと、ピリッとスパイスの効いた辛口キーマが好バランス。

甲賀産の黒影米と玄米をブレンドした、噛みごたえのあるライスも一粒ひと粒美味しくて、気がつけば秒でなくなっていました…（カレーはやっぱり“飲み物”です）。

程よく辛さの余韻が残るなか、セットドリンクにチョイスした「びわこサイダー」が爽やかに喉を潤してくれます。

デザートにスコーンやジェラートを頼んで、じっくりまったりおやつタイムまで満喫する“フルコース”はマストですね。

季節ごとにのどかな自然が楽しめる里山エリア

JR草津線「甲南」駅から歩くこと約20分。

電車はほとんどの時間帯で１時間に一本しかなく、ちょっとした田舎旅行気分を味わえます。

専用駐車場や近隣施設との共同駐車場があるので、車での来店も可能です。

併設されたアートギャラリーはもちろん、アトリエでの作業風景を見学することもできるとか（HPにて要予約。毎週月・火・木曜日/土曜日は月１回のみ開催）。

じっくり時間をかけて回ってみるのがおすすめです。

まとめ

緑に囲まれた甲賀エリアにあるCAFÉ DE BESSO（カフェ　デベッソ）は、四季折々の表情を見せるのどかな環境で、いつ訪れてもリラックスできる癒しの場所です。

そしてアートの持つ力やその奥行きを感じることができる、大人の社会見学的なショートトリップは、忙しい日常から切り離してくれる有意義なひとときをもたらしてくれます。

都会での毎日から少しだけ離れたい時は、彼らの開放的な世界を覗いてみてください。

きっと心地よいパワーをもらえるはずです。