外側はカリッとしていて、中はしっとりとした食感が特徴の「カヌレ」は、京都にも販売している店舗がたくさんあります。
京都といえば「和菓子」のイメージがありますが、カヌレ専門店もあるほどにカヌレの人気があがっています。
「京都でカヌレが食べられるお店を知りたい」という方のために、この記事では、京都でカヌレが美味しいお店を5つ紹介します。
店舗の特徴や営業時間の紹介から、カヌレの基本知識とカヌレの美味しい食べ方も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
\全室レイクビューのセトレ取材レポ!/
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カヌレとは?
カヌレとは、フランス南西部の赤ワインの名産地ボルドーの伝統的な焼き菓子です。
正式名称には、発祥地のボルドーの名前をいれていて、「カヌレ・ド・ボルドー」といいます。
カヌレは「溝のついた」という意味です。名前の通り、溝のついたカヌレ型という小さい型を使って焼いています。食感は外はカリッとしていて、中はしっとりとしている弾力のある生地が特徴です。
ワインが盛んなボルドーでは、ワインの澱(沈殿物)を取り除くために卵白を使用していました。
たくさん余ってしまった卵黄を消費するために、試行錯誤してカヌレが生み出されたといわれています。
カヌレは、卵黄・バター・牛乳・薄力粉・砂糖などのお菓子でよく使われる基本の材料に、ラム酒などで香り付けをして焼き上げています。
蜜蝋を塗ったカヌレ専用の焼き型でこんがりと焼き上げることで表面がカラメル化し、カヌレの特徴的なカリッとした食感を作ります。
カヌレの表面が黒っぽいのは、この特徴的な食感を作るためです。
カヌレは小ぶりなサイズが多いので、お土産にも喜ばれます。
京都でおすすめのカヌレが美味しい店5選
日本でもカヌレを販売する店舗やカヌレ専門店など、カヌレの需要が増えてきています。
京都といえば「和」のイメージが強いですが、実は京都にはカヌレを美味しく食べられる店舗がたくさんあります。
以下では、京都でおすすめのカヌレが美味しいお店を5つ紹介します。
店内でカヌレを味わえるお店や、お土産もできるテイクアウトが可能なお店を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
カヌレ
「カヌレ」は京都のカヌレ専門店です。
京都市役所近くの雑居ビル5階にあります。
店内は濃いめのピンクの壁に、濃い緑を基調としたカーテンが特徴的で目をひきます。
さらにアンティーク調の家具で統一されていて、落ち着いた雰囲気の店内です。
写真映えするのでインスタ女子にも人気で、Instagramではカヌレの店内で撮影された写真が多く掲載されています。
看板商品の「カヌレ」は、外はカリカリ、中はしっとりで甘さ控えめです。
店内で召し上がる方にはホイップクリームが添えられていて、好みの甘さに調整できます。
カヌレと相性のいい紅茶と一緒に召し上がるとさらに美味しく味わえます。
カヌレはテイクアウトもできるので、おうちでゆっくりと食べたい方やお土産にも向いています。
カヌレでは、土日祝日のみランチ営業をしていて、ランチではオムライスやサンドイッチなどを販売してます。
また、カヌレはオンラインショップも運営しており、人気の看板商品の「カヌレ」から、スコーンやレモンケーキも販売しています。遠方にお住まいの方でもカヌレを召し上がれますのでおすすめです。
所在地:京都府京都市中京区河原町二条上ル清水町362JOYビル5F
営業時間:平日12:00〜18:00
土日祝12:00〜18:00(L.O.17:30)
定休日:毎週水曜日、第2・4木曜日
\実際に行ってきました!/
Boulangerie MoriMori(ブーランジェリーモリモリ)
ブーランジェリーモリモリは、住宅地に店舗があるパン屋さんです。
主にもちもち山食やしっとりなハード系・もりもりな惣菜系などのさまざまな種類のパンを販売しています。
丸太町駅7番出口から徒歩3分に位置していて、カフェ風な可愛らしい外観に緑のすてきな扉が目にとまります。
店内は明るくたくさんのパンや焼き菓子で溢れています。
売り切れ次第閉店してしまうので早めに店舗に行くのがおすすめです。
ブーランジェリーモリモリは朝8時から営業しているので、通勤や通学途中にも立ち寄るのにもぴったりです。
ブーランジェリーモリモリのカヌレは、店主の気まぐれで定期的に味を変えています。
その日によって違う味のカヌレを楽しめます。
イートインスペースはなく持ち帰りのみなので、自宅でゆったりとカヌレを味わったり、お土産にも最適です。
お菓子工房sampo(さんぽ)
お菓子工房sampoは、可愛らしい名前のとおり、外観も絵本の中に出てきそうな雰囲気をしています。
カヌレはもちろん、日替わりキッシュやリンツァートルテなどのフランス菓子を中心に取り揃えています。
また、季節の果物を使ったタルトなど、毎朝焼き立てを用意しています。
店内で1番人気の「カヌレ」は、焼き立ての食感が店内で味わえます。お持ち帰りもしているので、お土産にもおすすめです。
「プチカヌレ」という1口でぺろっと食べられちゃうサイズのカヌレも用意されています。プチカヌレは、バニラ・チョコ・抹茶・ほうじ茶の4種類から好みの味を選べるのも魅力的です。
\実際に行ってきました!/
GRANDIR(グランディール)御池店
京都駅から169m先にある洋風な外観のグランディール御池店は、京都で誕生してから30年以上も地元に愛され続けているパン屋さんです。
全国で9店舗展開していて、そのうちの3店舗は京都にあります。
グランディールの「カヌレ」はお手頃な価格で提供されていて、表面はカリッと中はしっとり、バニラ感と濡れ食感を楽しめるグランディール自慢の商品です。
クリーミーな舌ざわりも特徴的です。
カヌレ以外にも毎日食べても飽きない伝統の味のパンを楽しめますので、パン好きにもおすすめの店舗です。
\実際に行ってきました!/
here kyoto(ヒア)
2019年7月にオープンしたhereは、ドリンクとカヌレのみを楽しむことができる店舗で、店内は広くて開放感があります。
シンプルでスタイリッシュな空間に緑が映えておしゃれな空間です。
どこを切り取っても写真映えするので、インスタ女子にも人気があります。
hereのカヌレは「ココカヌレ」といって可愛らしい名前です。
名前の由来はここ(ヒア)でしか食べられないカヌレという意味のようです。
試行錯誤をして本場パリの味を完成させたココカヌレは、外側はカリッとしてキャラメリゼ食感が香ばしいです。
中はふんわりしていて、コーヒーとも相性抜群です。
店主の山口さんは過去にラテアートの世界チャンピオンになり、京都のカフェでトップバリスタとして活躍していた実績があります。
バリスタたちが淹れるエスプレッソドリンクと、hereのカヌレを味わえる店はここしかありません。
hereではテイクアウトやお取り寄せもできます。
全国はもちろん、海外からもお問合せが入るほどの人気です。
hereのWebストアでは、人気のカヌレやお得なギフトボックス、hereのグラスなどさまざまな商品が販売されています。
オンライン限定のお得なギフトボックスにはhereのコーヒーから冷凍ココカヌレまでセットで入っているので、遠方にお住まいのかたでもhereのコーヒーとカヌレを楽しめます。
\実際に行ってきました!/
カヌレの美味しい食べ方
そのままでも十分美味しくいただけるカヌレですが、少しアレンジをするとまた色々な味わい方を楽しめます。
以下では、テイクアウトやオンラインショップで購入したカヌレを美味しく食べられる方法を紹介します。
カヌレをオーブントースターで焼く
カヌレのカリッとした食感を復活させたい方には、オーブントースターで焼く方法がおすすめです。
パン屋さんでテイクアウトしたパンをトースターで焼いて食べる方が多いように、カヌレもオーブントースターで焼くと美味しく食べられます。
カリカリ感が更にまして焼き立てのようになるので、試してみてください。
トースターの機種によって焼き加減は異なりますが大体3〜5分くらいです。
焦げないように時々向きを変えたり、様子を見ながら焼いてください。
冷凍カヌレを焼く場合は、全解凍してから焼くとムラがなく熱が通ります。
カヌレを冷蔵庫で冷やす
カヌレは冷蔵庫で冷やすと、中の生地がしまってしっとり感がまします。
旨みも凝縮されたような味わいです。
ポイントは、空気が入らないようにぴったりとラップで包んでから冷やすことです。
トースターで焼いたカヌレを食べたあとは、冷やして食べてみたり、食べ比べするのもおすすめです。1つのカヌレで2通りの楽しみ方もできます。
アイスや生クリームなどのトッピングをカヌレに使う
カヌレのアレンジ方法でおすすめはトッピングを使うことです。
甘さ控えめのカヌレには生クリームがアクセントになります。
また、アイスクリームやジャムなどのトッピングもあわせてみると、さまざまな味わいのカヌレを楽しめます。
トッピングには、ナッツやチョコレート、ジャムなどが向いています。
ジャムは季節によって味を変えてみるのもおすすめです。
まとめ
京都でおすすめのカヌレの店舗を5つ紹介しました。カヌレは、外側はカリッとしていて、中はしっとりとした食感が特徴的です。
同じカヌレでも、店舗によっては食感や香りが少し違ったり、色々なカヌレが楽しめます。
カヌレをテイクアウトやオンラインで購入した方は、この記事で紹介したカヌレの美味しい食べ方を実践してみてください。
温めたり冷やしたり、トッピングでアレンジを加えたり、色々な楽しみ方があるのでぜひ参考にしてみてください。