小規模なビール醸造所で、職人がこだわってつくられたビール「クラフトビール」。
全国各地にクラフトビールの店舗がありますが、京都でもクラフトビールが流行っているのはご存じでしょうか?
この記事では、京都でクラフトビールが飲めるおすすめのお店や、醸造所を紹介します。
記事後半ではクラフトビールに合うおつまみの選び方も解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください!!
ちなみに私は20歳超えてますから!!最初から最後までビール派です!!
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京都でクラフトビールが飲めるおすすめのお店5選
醸造所以外にも、クラフトビールが飲めるお店がたくさんあります。
クラフトビールの飲み比べや、料理と一緒に味わったり、さまざまな楽しみ方ができます。
以下では、京都でクラフトビールが飲めるおすすめのお店5選を紹介します。
高島麦酒|五条駅から徒歩5分の
高島麦酒(たかしまばくしゅ)は、滋賀県高島市の針江(はりえ)の軟水で作られるクラフトビールを京都にいながら楽しめるお店です。
地下鉄「五条駅」から徒歩5分ほどと、アクセスしやすい立地。
店内は明るく、広々としており、昼飲みにぴったりの開放感!
店内で飲めるビールは、IPAを中心にいくつもラインナップ。
- SHOZU HARIE IPA
- SHIRAHIGE WEISS
- PALE ALE
- LIMITED BEER(期間限定ビール)
など
どのビールもすっきり飲みやすい苦味になっており、ビール好きのためのクラフトビールというだけでなく、多くの人にも楽しめるクラフトビールです。
夏には、この季節だからこそ楽しめる「追いホップ」も。
店舗に植えられているホップの花を自分の手で剥いて、ビールに入れることができます。
生のホップを加えることで、よりフレッシュなホップの香りが広がります。
ビールづくりに欠かせない生のホップと一緒にビールが楽しめるお店は、全国でもほとんどないのではないでしょうか??
また、季節ごとに様々な旬のフルーツとミックスしたビールもご用意。
春はいちご、夏は桃などその時期しか味わえないビールが楽しめます。
寒い冬はホットビールも用意されており、年がら年中、こだわりのビールが提供されるのも「高島麦酒」の魅力の一つです!
所在地:京都府下京区上珠数屋町334 ラシーヌホーム京都 1F
営業時間:14:00~20:00(L.O.19:30、ドリンクL.O.19:30)
定休日:月
公式サイト:https://keg9300.gorp.jp/
利き酒処336
利き酒処336は、清水寺に向かう途中の三叉路の真ん中の立地にある立ち呑みスタイルの利き酒処です。
京都の地酒・地ビールを京都の盃で飲んでほしいという思いで立ち上げています。
茶わん坂の作家や京焼の作家作品の器でクラフトビールを楽しむことができるのが特徴です。
京都の地下天然水で醸造した「京都町家ビール」樽生三種を楽しんでいただけます。
古い京町家をリノベーションして、気軽に立ち寄れる落ち着いた雰囲気です。
また、利き酒処336は落ち着いた雰囲気のなかに、細部までこだわった内装や酒器に特化したミニギャラリーを併設していて、他とは一味違う利き酒処です。
コーヒーや甘味なども用意しているため、お酒が苦手な方でも立ち寄れます。
月によって定休日が変わるので、立ち寄る前に公式Instagramをチェックしておきましょう。
所在地:京都府京都市東山区白糸町572-3
営業時間:11:00〜19:00(L.O.18:30)
定休日:火・水
Crafthouse Kyoto
京都駅、七条駅近くにあるCrafthouse Kyotoは、築100年の京町家を改装したクラフトビールのお店です。
京町家の伝統とスタイリッシュさが調和した和テイストな店内で、落ち着いた雰囲気を楽しめます。
多様なテイストの日本中から集められたクラフトビールは12種類用意されています。また、オーガニック野菜や国産牛などを使った新鮮な料理を提供していて、クラフトビールとの相性もばっちりです。
食後はカヌレなどのデザートも楽しんでいただけます。定期的にイベントなども開催しています。
所在地:京都府京都市下京区大宮町211番地
営業時間:平日16:00〜23:00 土日祝12:00〜23:00
定休日:不定休
Facebook:https://m.facebook.com/crafthousekyotojapan/
Instagram:https://www.instagram.com/crafthouse_kyoto/
予約サイト:食べログでチェック
before9 story to table
町家をリノベーションしたbefore9 story to tableは、開放的な空間でクラフトビールが味わえます。
2024年8月にリニューアルオープンしたばかり。
地元の京都発のクラフトビールから、日本各地から取り寄せたクラフトビールまで、お好きなクラフトビールを味わえます。
売り切れると新しいタップに入れ替わるので、くるたびに違ったクラフトビールに出会えるのもbefore9 story to tableの特徴です。
また、before9 story to tableではクラフトビールに相性抜群なおつまみも提供しています。
料理の品揃えも豊富なので、多種多様なクラフトビールとおつまみが楽しめる魅力があります。
外国人利用客も多いので、日によっては海外のバーを訪れたような雰囲気を味わえます。
所在地:京都市中京区烏丸御池上ル二条殿町545
営業時間:17:00〜24:00
定休日:不定休
公式サイト:https://sakahachi.jp/before9/
公式Instagram:https://www.instagram.com/before9_kyoto/
ビア小町(Beer Komachi)
ビア小町は、昔ながらの風情が残る東山三条の古川町商店街にある樽生クラフトビールが楽しめるビアパブです。
2024年の10周年を機に、女将がリタイアし、新たなスタートとなっています。
ビア小町のクラフトビールは、味わいやビールの種類がかぶらないように全国各地から取り寄せた個性的な樽生ビールを提供しています。
また、ビールと一緒に味わえる料理も好評で、お造り三種盛りや焼き帆立などビールが進むメニューが豊富です。
【店舗情報】
所在地:京都市京都府京都市東山区八軒町444 東山三条 古川町商店街内
営業時間:17:00〜23:00
定休日:水曜日
京都でおすすめのクラフトビール醸造所8選
醸造所では、職人がこだわりぬいたクラフトビールがたくさん提供されています。
京都では、地域ならではの原料を使ったり、オリジナリティのあるクラフトビールが製造されています。
また、醸造所できたてのクラフトビールが飲めるお店には、遠方からも訪れる方もいるほど人気があります。
以下では、京都でおすすめのクラフトビール醸造所を8店舗紹介します。
京都に行く機会がある方はぜひ参考にしてみてください。
京都醸造株式会社
京都醸造は、2015年にクラフトビールを製造する小規模醸造所として3か国のビール好きが事業を開始しました。
開業して1年以内に京都ならず、大阪・東京でも人気がでた京都醸造は、京都のクラフトビールの流行に火をつけたともいわれています。
ベルギースタイルの伝統にアメリカスタイルの息吹を加えたオリジナリティがあるクラフトビールを提供しています。
ビール工場併設の「タップルーム」では、新鮮なビールを提供。
おもに屋外に飲めるスペースがあり、開放感あふれる空間でクラフトビールを楽しめます。
また、屋内のスペースでは、すぐ横の醸造所でビールを作っている様子を見ることが可能です。
料理メニューはありませんが持ち込み可能なので、好みのおつまみなどを用意してクラフトビールと飲むのもおすすめです。
週末にはキッチンカーが屋外スペースにくるので、キッチンカーの料理と一緒にクラフトビールを楽しむこともできます。
京都醸造のビールはオンラインショップでも購入できるので、遠方にお住まいで店舗にこられない方も、京都醸造のビールを味わうことが可能です。
所在地:京都府京都市南区西九条高畠町25-1
営業時間:平日9:00〜18:00 土日はタップルーム営業
公式サイト:https://kyotobrewing.com/
定休日:不定休
【醸造所併設のタップルーム】
営業時間:金曜17:00〜21:00(L.O.20:30)
土日祝 12:00〜18:00(L.O.17:30)
SPRING VALLEY BREWERY KYOTO
SPRING VALLEY BREWERY KYOTO(スプリングバレーブルワリー京都)は、最先端のクラフトビールを生み出す醸造所を併設しているブルワリーレストランです。
SPRING VALLEY BREWERY KYOTOは、キリンビールが手掛けるクラフトビール「スプリングバレー」の西日本唯一の直営店です。
個性的なビールではなく、個性と飲みやすさを両立させたビールを追求していて、ビールが苦手な人もおいしく飲めるようなビールを目指しています。
築約100年の町家をリノベーションして造られたブルワリーは、京都らしさがある歴史を感じさせる外観です。
店内はスタイリッシュな空間で、透明なタンクに入った醸造中のビールが出迎えてくれます。
テラス席も用意されているため、天気が良い日はテラスで京都の雰囲気を楽しむのもおすすめです。
こだわりの料理とクラフトビールを楽しんでいただきたいというシェフの想いからうまれた、日本の食材を中心に大胆にアレンジした「和クラフト料理」が楽しめます。
メニューも豊富で、クラフトビールに合うおつまみコースなども用意されています。
単品でもそれぞれのビールに合わせた料理メニューが豊富なので、クラフトビールと食を楽しみたい方におすすめの店舗です。
所在地:京都府京都市中京区富小路通錦小路上る高宮町587-2
営業時間:平日11:30〜23:00(L.O.22:00)
土 11:00〜23:00(L.O.22:00)
日 11:00〜22:00(L.O.21:00)
定休日:毎月第2月曜日(祝日の月曜日は営業※翌日休業)
公式サイト:https://www.springvalleybrewery.jp/pub/kyoto/
予約サイト:食べログでチェック
Kyoto Beer Lab
Kyoto Beer Lab(京都ビアラボ)は風情ある高瀬川のほとりに誕生したブルワリー併設のブリューパブです。
自社製のお茶を使った「茶ビール」など新作クラフトビールを随時生み出す醸造所と、できたてのビールをここでしか味わえないバーを併設しています。
Kyoto Beer Labの茶ビールは、挑戦を続けるビール職人と数百年の伝統がある茶葉を真摯に磨き続ける茶職人が生み出したものです。
京都・宇治のなかでも最高品質の和束の茶葉を使用しています。
こだわりがつまっている茶ビールを、できたてで味わえるのはKyoto Beer Labだけです。
茶ビール以外にも季節にあわせて新鮮なビールを楽しめます。
テイスティングセットというメニューは、3種類のビールを飲み比べできるので、クラフトビールをはじめて飲む方におすすめのメニューです。
京都町家麦酒醸造所
創業から240年以上の歴史をもつ京都町家麦酒醸造所(きょうとまちやばくしゅじょうぞうしょ)は、かつてはキンシ正宗の酒造として使用されていた場所に、ビール作りの設備を導入した醸造所です。
日本酒の醸造に使われていた「桃の井名水」を使って、上品でやさしい味わいのクラフトビールを提供しています。
「京都町家麦酒かるおす」や「花街麦酒まったり」など、京都の食事に合うように追求して醸造されています。
また、隣接する堀野記念館は、酒造りに関する道具や資料を見学したり、できたてのクラフトビールを瓶詰めしたものを購入できます。
観光客にも人気があるスポットです。
売店には中庭があって、床几台(しょうぎだい)に座りながら、購入したクラフトビールを京都の和と当時の風情を感じながら味わうのもおすすめです。
所在地:京都府京都市中京区堺町通二条上ル亀屋町172
営業時間:11:00〜17:00(受付16:30まで)
定休日:火曜・年末年始・7〜8月は臨時休業あり
入館料:500円(試飲付)
家守堂
家守堂(やもりどう)は、「古いを楽しみ、新しいをつくる場所」として、古くから人々の営みが続く京都伏見にオープンしました。
築約160年の京町家を活用した醸造所は、歴史を紡ぐ風情あふれる外観で、店内は古くから使われていた家具や茶箱など昔の名残があって、モダンな内装で居心地よく過ごせます。
家守堂のクラフトビールは、高い品質とマイクロブルワリーならではの創造性・独創性を大切にしています。
「ビールに旅させない」をコンセプトにしています。くるたびに新しいビールに出会える驚きやワクワク感を感じてもらえるような、アイデア満載のオリジナルのビールが用意されています。
茶のうまみと柚子の香りと酵母由来のスパイシーな風味が絡み合う「茶かぶき」など、個性的なクラフトビールが提供されています。
店内では瓶の販売も行っているため、お土産としても持ち帰り可能です。オンラインショップで家守堂の瓶ビールも購入できます。
ことことビール
ことことビールは、京都最南端で、京都市と奈良市の中間点である木津川市にある醸造所です。
奈良の酒蔵で長年培ってきた経験を最大限に活かし、京都の醸造所がない地域「緑に囲まれて水が美味しい木更津」で笑顔があふれるクラフトビールを造りたい、そんな想いでクラフトビールを提供しています。
ことことビールと可愛らしい響きの名前には3つの由来があります。
京都・奈良、2つの古都で「ことこと」、ビールを造る工程で「コトコト」煮る様子、京都(KYOTO)の綴から「KOTOKOTO」をとって、ことことビールと名付けられています。
クラフトビール初心者でも楽しめる定番のピルスナーなど4種類のクラフトビールをラインナップ。
ネットショップでも購入が可能なので、遠方にお住まいの方にもことことビールのクラフトビールを味わっていただけます。
所在地:京都府木津川市山城町平尾三所塚58
営業時間:(醸造所直売)第2・4土曜11:51〜17:10
定休日:不定休
一乗寺ブリュワリー
一乗寺ブリュワリーは、ラーメン激戦区の一乗寺に2011年にオープンして以来、自分らしく生きる人たちに飲んでほしいクラフトビールを提供しています。
京都産大麦の麦芽と京都産ホップを一部使用した「K80アンバーエール」、2019年から栽培がはじまった亀岡産ホップを使った「亀岡ハーベストブリュー」など、農家・醸造家らの技術をこめた地域に根ざしたクラフトビールを提供しています。
ほかにも、オリジナルブレンドのスパイスを使った「ゴールデンエール」、紅茶のような甘い香りがたってすっきりとした飲みやすさの「ベルジャンウィート」など、数々の賞を受賞している実力のあるブリュワリーを楽しめます。
直営パブ|BEER PUB ICHI-YA
一乗寺ブリュワリーの直営パブである「BEER PUB ICHI-YA」では、一乗寺ブリュワリーのクラフトビールに合うように、スタッフが日々研究を重ねた料理も提供されています。
たとえば、ベルジャンウィートとゴールデンエールには、ICHI-YAの豆乳おでんがよく合います。このようにICHI-YAでは料理とクラフトビールの相性の良さも楽しめるのが魅力です。
所在地:京都府京都市中京区御幸町通蛸薬師下る船屋町384 Casa INO’s 1F
営業時間:11:30〜23:00
定休日:不定休
公式サイト:公式Facebook https://ja-jp.facebook.com/ICHIYA.Beerpub/
西陣麦酒(にしじんばくしゅ)
西陣麦酒は、「地域の人々と協働しながらビール造りを行う」をモットーに掲げて、自閉症の人とともに個性豊かな多様性をテーマにしたクラフトビールを醸造・販売しています。
至福の一杯というWell Beer(ウェル・ビーア)と、心も体も社会的にも両校な状態にあることを示すWell Being(ウェルビーイング)をあわせて、いろいろな幸せを実現するために、願いをこめて「Well Beering!」という言葉が西陣麦酒でうまれました。
西陣麦酒では、5種類のクラフトビールをラインナップしています。
肉料理との相性が良い「柚子無碍」は、国産の柚子をくわえたことで、爽やかさとフルーティーさを感じられます。
ほかにも「室町セゾン」や「白夜にレモンエール」などオリジナリティがあるクラフトビールを提供しています。
しかし、残念ながら西陣麦酒タップルームは2022年9月現在は営業を休止しています。
オンラインショップでは西陣麦酒のクラフトビールを購入できます。
また、酒割烹 CRAFTMAN 、じじばば木馬亭、京のSAKESORAなどの店舗で、西陣麦酒のクラフトビールを飲むことができます。
公式サイトに飲めるお店・買えるお店が紹介されていますので、ぜひ参考にしてみてください。
京都のクラフトビールについて
おすすめのクラフトビールの店舗を紹介する前に、意外と知らないクラフトビールの基礎知識と京都のクラフトビールの歴史について解説していきます。ぜひ参考にしてみてください。
クラフトビールとは?
クラフトビールとは、小規模な醸造所で職人がつくる多種多様で個性的なビールのことをさします。
アメリカで一大ブームを起こしてから日本でも人気が出ていて、手工芸品(Craft)からクラフトビールとよばれています。
日本では、1994年にビールの酒税法が改正されたことで、地ビールブームがきたといわれています。
もともとビールの製造免許を取得するのに必要な最低の製造量は2000キロリットルでした。
この製造量が60キロリットルに規制が緩和されたことで、小さな醸造所でも製造が可能になったため、地ビールブームがやってきました。
しかし、地ビールは品質のわりには価格が高かったり、お土産用のビールとしてのイメージが強く、衰退してしまいました。
その後の2000年代にアメリカでクラフトビールが一大ブームとなりました。
日本でもクラフトビールを飲むことができるレストランがオープンしたり、料理雑誌でクラフトビールを取り上げたことがきっかけで、地ビールではなくクラフトービールとして新しく浸透してきたとされています。
これまでの地ビールとの違いは、醸造所の職人の技術やこだわりが追求されているところです。
地域の特産品などを原料にした多種多様なビールが多く、地域特有のクラフトビールを楽しむことができます。
参照:https://craftbeer-tokyo.info
参照:https://www.fujizakura-beer.jp
参照:https://skywardplus.jal.co.jp
京都のクラフトビール
全国には、クラフトビールを醸造するブルワリーと、ビール醸造所を併設するブルワリーパブがあります。
2022年3月末時点で全国で578か所もの醸造所があり、京都でもたくさんのブルワリーが展開されています。
京都では、府営醸造所の研究からビールが始まりました。
1877年の明治時代にビールの製造がはじまり、大正時代以降に市内各所でビアホールやビアレストランが開業されました。
1995年頃に日本酒の老舗酒造メーカーなどから京都産のクラフトビールが登場しています。
オリジナリティあるビールが飲める京都のクラフトビールは全国でも評判が良いです。
京都の茶葉を使ったビールや、柚子の香りがひろがる京都らしさを感じられるビールなど、さまざまな個性的なクラフトビールがたくさんあります。
オンラインショップで購入できるクラフトビールもあって、全国各地から注文が殺到しています。
クラフトビールに合うおつまみの選び方
クラフトビールは、テイストや風味によって相性の良いおつまみも異なります。
最近、話題になっている「ビールペアリング」という言葉をご存じでしょうか。
ビールペアリングとは、料理とお酒の美味しさを引き立てる組み合わせのことをいいます。
単独でも美味しいけれど、お酒と一緒に味わうことでさらに美味しさに磨きがかかることもあり、たくさんの可能性を秘めています。
以下では、クラフトビールに合うおつまみの選び方を紹介します。
同じ色味であわせる
ビールは、色が濃いほど味はコクがあって香ばしくなり、色が薄いとキレのある味でさっぱりとしたものになる特徴があります。
ビールと料理を同じ色味であわせると、必然的に相性も良くなるといわれています。
たとえば、ベルジャンホワイトには鯛のカルパッチョや冷奴、ペールエールにはてりやきチキンやとんかつ、フライドポテトなど揚げ物系、スタウトの濃い色味のビールには牛肉の煮込みやカヌレ・チョコレートなどがよく合います。
色の淡いビールはさっぱりとした魚介類の料理やサラダ、色の濃いビールには赤身の肉料理や茶色い煮込み料理などと覚えておくといいでしょう。
同じ発祥国で合わせる
ビールとおつまみの相性を考えるうえで、同じ発祥国で合わせるという考えは絶対に外せません。
同じ土地からうまれた料理とお酒は必然的に相性も良くなる傾向にあります。
ドイツのビールにはソーセージやジャーマンポテト、イギリスのビールにはフィッシュ&チップスやローストビーフなど、シンプルな考え方ではありますが、王道の組み合わせなので、おつまみ選びに迷ったときはぜひ参考にしてみてください。
京都で醸造されたクラフトビールは、山椒をつかったおつまみや和風ポテトサラダなどがおすすめです。
同じ味、または異なる味を選ぶ
同じ味・異なる味同士をあわせるのもおすすめの選び方です。
同じ味同士なら甘味×甘味や、酸味×酸味であわせたり、異なる味の場合は甘味のあるビール×塩っけがある料理などで合わせてみてください。
自分好みの組み合わせを見つけるのも、楽しみ方の1つです。
お店のペアリングセットもおすすめ
醸造所やクラフトパブで出しているペアリングセットは、クラフトビールとの相性が良い料理と組み合わせているので、おすすめのメニューです。
たとえば、SPRING VALLEY BREWERY KYOTOでは、6種類の定番のクラフトビールと、それぞれのビールに相性が良いおつまみを用意しています。
他にも京都のクラフトビールが飲めるお店では、おつまみセットなど提供しているところもあります。
醸造所やクラフトパブによって販売しているおつまみも料理も異なりますので、店舗をハシゴしてクラフトビールと食の相性を楽しんでみてください。
まとめ
この記事では、クラフトビールの基礎知識から、京都でクラフトビールが飲めるおすすめのお店について紹介しました。
クラフトビールは醸造所の数だけ、個性的なビールを味わえるのが特徴です。
実際に店舗に行けない方はオンラインショップで購入することができるクラフトビールもあるので、自宅でも手軽に味わうことができます。
クラフトビールに合ったおつまみを見つけるのも楽しみ方の1つとしておすすめです。
京都にくる機会がありましたら、京都の歴史を感じながらクラフトビール巡りを楽しんでみてください。