大阪府枚方市で鴨のラーメン店を開店させてから、祇園に鴨ラーメン、鴨ひつまぶし専門店と次々に人気店をプロデュースしている「MENROKU」が手がける『Gion Duck Rice』。
フレンチ出身のオーナーだからこそ知り尽くした鴨の味わいを、ユニークなスタイルで提供しています。
今回は追い鰹で美味しさ倍増!の鴨ひつまぶしを堪能してきました。
並んででも食べたい!その魅力をお届けします。
\全室レイクビューのセトレ取材レポ!/
Gion Duck Riceの基本情報
店名 | Gion Duck Rice |
住所・アクセス | 〒605-0073 京都府京都市東山区祇園町北側281-1 祇園ファーストビル地下1階 GoogleMaps 京阪本線「祇園四条」駅7番出口から徒歩6分 |
電話番号 | 070-4353-6010 |
営業時間 | 11時00分~21時00分 ※営業時間は曜日によって変更の可能性有 |
定休日 | 無休 |
公式インスタグラム | https://www.instagram.com/gion_duck_rice/ |
レトロな昭和の横丁をイメージさせるビル地下の雰囲気にワクワク
2022年2月のオープン以来、今なお行列ができる「Gion Duck Rice」。
鴨ラーメンで一躍有名になった「Gion Duck Noodles」の姉妹店で、ここは鴨ひつまぶしで勝負する専門店です。
昭和レトロな横丁をイメージさせるビルの地下フロアの奥にあり、扉を開けると鰹出汁の良い香りがふわりと鼻口をくすぐります。
平日の朝一番に訪れたというのに、すでに外国人観光客(中には着物を着ている人も!)が集まってきて早くも満席に。その人気ぶりが伺えます。
まるで科学の実験のようなセットに興味津々!
「Gion Duck Rice」のInstagramをチェックすると、誰もがきっと一番気になるのがドリップコーヒーならぬ“ドリップお出汁”。
オーダーが通ると、カウンターにドリップお出汁のセットが用意されていき、まるで喫茶店のようでユニークな光景に。
このお出汁はひつまぶしのお茶漬け用で、自分の好みに合わせて最後の〆に追い鰹を楽しめるという、斬新なスタイルです。
鴨肉はロースかモモの2種類から選べます。ロースは溶けるような柔らかさが特徴で、モモは弾力がありながらもジュージーなのが魅力。今回はモモをチョイスしました。
トッピングでウニやイクラをプラスすることもできます。
また、ほぼ市場には出回らない鴨の希少部位を使った一品メニューもあり、そちらを追加でオーダーしてみました。
ちなみにメニューは鴨や食材の絵文字・アイコンで記載されており、希少部位は「♡」で表現。
愛想よく説明してくれるスタッフの方々との程よい距離感も心地よく、一人でも過ごしやすい雰囲気なのが◎。
さて、念願の鴨ひつまぶしとご対面!おひつを開けると、低温調理された鴨肉が美しく敷き詰められています。
3種類のスパイスが試験管にセットされていて、なんだか科学の実験のようで楽しい!
スパイスはブドウ山椒と柚子、自家製の黒七味で、少しずつ味変しながらいただきます。
鴨のモモ肉は歯応えがありつつしっとり感もあり、淡白な中にも旨みを感じられます。
卵の黄身と絡めるだけでも美味しく、スパイスは少量でも十分。
そのままペロリと平らげてしまいそうですが、追い鰹のお茶漬けをお忘れなく。
急須に入った昆布出汁を鴨ひつまぶしにダイレクトにかけても旨味が引き立ちますが、やはり追い鰹はマストです。
鰹の風味と共にいただくと、鴨の脂とまろやかに溶け合って、最高の〆になります。
これは夜飲んだ後や疲れが溜まった時に恋しくなる優しい味わいですね。
サイドメニューとしてオーダーした希少部位の3種盛りもまた、お酒のアテにしたくなる味わい深さが魅力です。
ハツのコンフィやセセリの南蛮漬けなど、オリジナルビールや赤ワインのお供にぴったりです。
四条通〜八坂神社の観光中心地・夜の賑わいを楽しめる場所
賑わいを見せる四条通から一本北、レストランやバーがひしめく富永町通エリアにあります。
姉妹店の「Gion Duck Noodles」も目と鼻の先にあるので、そちらもチェックしてみたいですね。
まとめ
まずはそのままで。次にスパイスと共に。お茶漬けは昆布出汁で、〆は追い鰹出汁で…と、最後まで味の変化が楽しめる「Gion Duck Rice」の鴨ひつまぶし。
一品の料理でこれほど幅広く味わえるメニューは他になかなかありません。
ロースとモモ肉との違いや、豪華な海鮮トッピングとの掛け合わせなど、一度では味わい切れない奥深さがあります。
何度でも足を運んで、その度に発見する新しい美味しさを堪能してくださいね。
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