メインの料理と付け合わせのおばんざいを自分で選べるスタイルの「京の惣菜 あだち」。
優しい家庭的な料理だけど、自分ではなかなか作れない手の込んだ料理ばかりで、食べるたびに体に染み渡ります。
世話好きのおかみさんの接客で、初めての来店なのになんだか心地よくて、心まで暖かに。
\全室レイクビューのセトレ取材レポ!/
京の惣菜 あだちの基本情報
こちらは、2023年1月の情報になります。
店名 | 京の惣菜 あだち |
住所 | 京都府京都市上京区千本丸太町東入 |
電話番号 | 075-841-4156 |
営業時間 | 12:00~14:30 18:30~22:00(L.O21:00) |
定休日 | 日曜・祝日 |
支払い方法 | カード可 電子マネー可 QRコード決済可 |
予約 | 予約可 ※お昼の営業中の予約は不可 |
アクセス | Google Maps 京都市営地下鉄東西線二条駅より北に徒歩11分 二条駅から781m |
駐車場 | 無 |
公式HP | http://www.kyoto-adachi.jp/ |
公式Instagram | https://www.instagram.com/kyoto_adachi/?hl=ja |
創業70年を超える老舗店
「京の惣菜 あだち」は、二条駅から徒歩10分ちょっとの西陣エリアに1948年からお店を構えるおばんざい屋さん。
金と白で大胆に描かれた魚の絵が印象的で、店構えはモダンな印象ですが、創業70年を超える老舗です。
初代は元々船の上でコックさんをしていたそうですが、その味を家庭でも楽しんでもらいたいという思いから、この地でお店をはじめたそう。
店内にも、印象的な金と白の絵が描かれていて、家庭的な落ち着いた雰囲気ながら、なんだかおしゃれです。
丁寧につくられたこだわりのおばんざい
12:00〜14:30のお昼の時間帯は、メインの料理1種+おばんざい3種を選んで、自分の好みのランチメニューをカスタマイズすることができます。
夜の時間帯は、お酒の提供もおこなっており、おばんざいをお供に美味しいお酒をいただくことができます。
あだちさんのおばんざいは、鰹やいりこだだしで丁寧に出汁をとり、醤油・みりん・お酒で味付け。どれも添加物を使っておらず、安心の調理方法です。
美味しく食べてもらうために、野菜はその季節の旬のものを取り入れられており、一品一品が丁寧で手を込めて作られたそのメニューなので、どこか懐かしいけれど、なかなか真似できない料理ばかり。
メニューの組み合わせは無限大!
メインのお料理は、大抵揚げ物数種類とお魚のお料理数種類の中から選ぶことができます。
この日は、汁物も粕汁かお味噌汁から選ぶことができました。
+100円で、食後のコーヒーもつけることができます。
おばんざいは、好きなものを3種類選べるのですが、ショーウィンドウに並ぶお惣菜の種類はなんと約30種!
もちろん日によって品揃えは変わりますが、これだけの種類があると迷ってしまい、全然選べない!
料理の名前は書いていませんが、見た目でわからないものは店員さんにどんなおばんざいか聞いてみましょう。
迷ってしまって決められない時もおすすめを聞けば、その時の旬の料理を色々と教えてくれますよ。
4種類のメインと約30種類から3種選ぶおばんざいで、その組み合わせは10万通り以上!
季節によって提供しているお料理は異なるので、組み合わせは文字通り無限大です。
何人かで来店して、それぞれ違うおばんざいを選んで少しずつ分け合うのもいいですね。
ご飯が進むしっかりとした味付け
今回は、メインにサバみりん焼き。おばんざいに、ごぼうの酢漬け胡麻和え、大豆にんじん蒟蒻ちくわの炊いたん、大学芋の3種。汁物は粕汁をチョイス。
まずは、粕汁。
濃厚でお酒の甘い香りが感じられる一品でした。
具もたくさん入っていて、満足度も高いです。
お次は、メインのサバのみりん焼き。
真っ赤な見た目と、その大きさで、ビジュアルのインパクト大!
ビジュアルに負けず、お味も最高です。
油がたっぷりのった肉厚のサバが、ふわふわに甘く焼かれていて一口食べた瞬間、その味に感動してしまいました。
おばんざい3種類も一つ一つが小さいながらも、酸っぱいもの、旨味のきいたもの、甘いものとそれぞれ個性が立っていて我ながら良いチョイス。
京都のおばんざいというと優しい薄味のイメージが強いですが、「あだち」さんのおばんざいはしっかりとした味付けで白米によく合います。
ご飯と、それぞれのおばんざいとを行き来してあっという間に食べ終わってしまいました。
ご飯の量は世話好きの女将さんが聞いてくれるので、多くするも少なくするも多少は調節が可能そう。
まとめ
たくさんの種類のおばんざいをいただける老舗おばんざい屋さん「京の惣菜 あだち」。
一つ一つのおばんざいに手が込んでいて、家庭料理なのに今では中々家庭では作れない丁寧なお料理がいただけます。
じんわりと心まで染み渡るおばんざいを、是非「あだち」で味わってみてください。