2019年に京都河原町のGOOD NATURE STATIONにてオープンしたパティスリーブランド「RAU Patisserie & Chocolate」。
シェフパティシエである松下裕介と、シェフショコラティエールの高木幸世が、「情景を、形状に。」をコンセプトに立ち上げたパティスリーが、2022年11月12日にリニューアルオープン。
\全室レイクビューのセトレ取材レポ!/
リニューアルテーマは「収穫からオーブンへ」
今回のリニューアルでは、食材本来のおいしさに、シェフの技術によるおいしさをプラスするという想いから、「収穫からオーブンへ」がテーマに。
カカオ豆を求めて訪れたコスタリカのカカオ農園や、新たな食材を求めて訪れた日本全国の農園との出会い。
その中で生まれたこのテーマは、お菓子の見た目や味以外にも、販売方法や提供方法にも表れています。
ぜひとも、足を運んで、新しくなったRAUを楽しんでください。
RAUの基本情報
店名 | RAU Patisserie & Chocolate |
住所/アクセス | 〒600-8022 京都府京都市下京区河原町通四条下ル2丁目稲荷町318番6 1F/3F Google map |
電話番号 | 075-352-3724 |
営業時間 | ・3階(Eat in) 11:00~19:00(L.O 18:30~) ・1階(To go) 10:00~19:00 |
定休日 | GOOD NATURE STATIONに準ずる |
公式サイト | https://rau-kyoto.com/ |
公式Instagram | https://www.instagram.com/rau_kyoto/ |
フランスのマルシェを思わせるBAKING COUNTER
リニューアル後は、お店の入り口に大きなカウンターができており、そこにお菓子がずらりと並んでいました。
ここに並んでいるお菓子、全てが注文可能です。
焼き菓子は、毎日5種類が日替わりで並びます。
何度訪れても、新たな出会いがあるのは、ワクワクしますよね。
量り売りにより、フードロスをなくす試みも
今回のリニューアルで新定番となった「キャラメルナッツ」。
シェフこだわりのバニラキャラメルと香ばしいナッツを、サクサクのタルト生地で挟んで焼き上げたタルト。
滑らかなのに歯切れのよいキャラメルはキビ砂糖を使った優しい甘さが特徴です。
RAUでは、「キャラメルナッツ」などの大きな焼き菓子は、量り売りを行っており、必要な大きさにカットしてもらえます。
お客さんが、それぞれ食べられる量を注文できるようになっており、フードロスが起こりにくい仕掛けがなされています。
こういった試みも、実際に生産の現場を見ているからこそ生まれた販売方法なのだと、「収穫からオーブンへ」というテーマに共感できます。
シュークリームは注文をうけてからクリームを入れてくれます
リニューアルが秋ということで、シェフが実際に訪れたフランス・コロブリエール産の栗を使ったコクのあるクリー
ムをたっぷり詰まった栗シューが、見た目も味も楽しめます。
シュークリームはどれもボリュームがあり、見た目のインパクトがとてもあります。
外がカリッとコーティングされていますが、シュー生地は何層にもなっているのが分かり、しっとりとしています。
見た目だけではない、シェフの技術を感じることができるスイーツです。
シュークリームは他にも、カカオをリアルに表現したカカオシューなど。
どのシュームリームも、注文後にキッチンでクリームを詰めて提供してくれるので、できたての味を楽しむことができます。
まとめ
RAUのスイーツは、どれも見た目が可愛く、インパクトがあります。
ただ、それだけではない、シェフらの技術、想いのこもったテーマ性と、それ表現した提供方法。
どれをとっても妥協を許さないこだわりを感じることができました。
季節が変わるごとに、シュークリームも新たな商品が生まれてくるとのことなので、何度でも足を運べる、そんなお店です。
ぜひとも1度、訪れてみてください。
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