こんにちは。
こ/こと編集部です!
今回は、琵琶湖大橋のたもとにあるコミュニティホテル「セトレマリーナびわ湖」でのリトリート体験をレポートします。
セトレマリーナびわ湖は、1日中ゆったり過ごすことを目的としたオールインクルーシブホテル。
眼前に広がるレイクビューに癒されながら、“何もしない旅”の醍醐味をじっくりご紹介いたします。
今回は、モデルのmanamiさんと一緒に、お邪魔してきました!
フリーランスモデルとして活動するmanamiさん
サロンモデルなど幅広く活躍中。
モードな雰囲気から透明感のあるキュートな笑顔まで、いろいろな表情を見せてくれます!
manamiさんSNS:Instagram
電車でのアクセスはJR湖西線「堅田駅」からバスで10分、JR琵琶湖線「守山駅」からはバスで20分。
京都からも近く、車窓から見える琵琶湖の景色も穏やかで美しく、旅気分が一気に盛り上がるのでおすすめです。
駐車場も完備されており、もちろん車でもOK。
食事・飲み物・アクティビティなどの料金が宿泊代金に含まれていること。
滞在中の追加料金を気にせずに過ごせるのが魅力です。
\全室レイクビューのセトレ取材レポ!/
セトレマリーナびわ湖の基本情報
住所・アクセス | 〒524-0102 滋賀県守山市水保町1380-1 ヤンマーマリーナ内 GoogleMaps JR湖西線「堅田駅」から路線バス・守山駅行(もしくは佐川美術館行)「琵琶湖大橋東詰」下車徒歩2分 JR琵琶湖線「守山駅」から路線バス・雄琴行(もしくはみさき公園行)「琵琶湖大橋東詰」下車徒歩2分駐車場完備(無料) |
電話番号 | 077-585-1125 |
営業時間 | チェックイン:15時00分 チェックアウト:11時00分 |
定休日 | 火曜定休(祝日・夏期・年末年始除く) |
公式HP | https://www.hotelsetre.com/biwako/ |
公式インスタグラム | https://www.instagram.com/hotel_setre_marina/ |
「客室」は木の温もりに包まれた安らぎを感じる空間
まずは気になるセトレマリーナびわ湖の「客室」。
全14室の客室はすべてレイクサイドで、絶好の眺望が楽しめます。
ベッドや床、建具などには滋賀県産の木材を使用しており、安らぎを感じる空間になっています。
ミニマムなデザインが美しいオリジナル家具やコンクリートとの組み合わせが洗練された印象で、ナチュラルでありながらも大人の落ち着きを醸し出しています。
バルコニーにはハンモックが設置されていて、ゆらゆら揺れながら、ただひたすら琵琶湖を眺める、そんな時間もまた素敵です。
琵琶湖からの優しい風を感じながら、ハンモックでウトウト。
最高に幸せな時間でした!
思い思いにくつろげる、まるでリビングのような「ラウンジ」
ルーフトップテラス以外にも、館内での快適な滞在を実現するさまざまな施設があります。
次に向かったのは2階の「ラウンジ」。
ここでも比良山脈に沈む夕焼けや対岸に広がる街の灯りと静寂に包まれる夜景を楽しむことができます。
軽食やドリンク、アルコールも用意されており、もちろんすべてフリー。
コーヒーは「cafe&roasting 米安珈琲焙煎所(守山市)」で特別にブレンドしてもらったもの。
グラインダーで豆を挽き、自分でドリップできます。
またナチュールワインはワイン専門店「AZULE BLUE(守山市)」のセレクトなど、地元の企業やお店と連携し、滋賀の良いものを中心に提供しています。
ウェルカムスイーツは、開発に1年かけ、国産の厳選素材を使ったセトレオリジナルのカヌレです。
フランスの伝統的な製法を取り入れつつも、日本人の味覚に合わせ、甘さ控えめに仕上げているのが特徴。
コーヒーだけでなくワインやウィスキーにも合います。
さらにチェックイン後や夕食後の時間に合わせて、シェフ特製のおつまみやスイーツも並びます。
レコードプレイヤーやゲームボードも設置されており、一人でもグループでも、ずっとここでくつろいでいられる、まるでリビングのような場所です。
翌日のチェックアウト時までクローズすることなく、夜通し利用できるのも嬉しいですね。
滋賀の銘酒「七本槍」、不老長寿伝説の果実・むべのリキュール「むべなるかな」などもスタンバイしています。
私はあまり飲まないですが、お酒好きにはたまらない場所かも!?
琵琶湖のパノラマビューをルーフトップテラスで!狙い目はサンセットタイム
セトレマリーナびわ湖は、ヤンマーが所有する琵琶湖畔のマリーナとヨットハーバー敷地内に佇む、まさに水辺のプライベートリゾートです。
コンクリートと木の温かみがモダンに融合した館内は、建築としても素晴らしく、アートミュージアムのように洗練された空間が広がります。
客室でくつろぐ前に、まずはルーフトップテラスへ。
眼下に広がる琵琶湖と滋賀の名峰の数々を360度楽しめるパノラマビューを満喫しましょう。
スパークリングワインをいただきながら、穏やかな琵琶湖と雄大な自然を眺めているだけで、心が静かに満たされていくのを感じます。
見逃せないのは夕暮れ時。
比良の山並みにゆっくりと沈んでいく夕日、そしてその光が眼下いっぱいに広がる湖と空を赤く染め上げていくサンセットタイムは、息を呑むほど美しいひとときです。
夜になると琵琶湖大橋がライトアップされ、それもまた別世界の風情を讃えていきます。
本のソムリエが厳選した「ライブラリー」で読書に没頭
3階には「ライブラリー」コーナーがあります。
京都の書店「誠光社」のオーナーで“本のソムリエ”と称される掘部篤史氏が選書を行なっています。
本棚に並ぶのは、自然や建築の貴重な写真集に洋書、随筆、絵本など。
本のテーマもバラエティ豊かで、旅に関するもの、料理に関するもの、アートや民芸、手工芸に関するものなど200冊以上。
普段なかなか本を読む時間が取れないという人こそ、じっくりと本に向き合ってみてはいかがでしょうか。
何もしない旅だからこそ実現する、贅沢な体験になるはずです。
お気に入りの本を見つけてテラスやお部屋で読書をするのもおすすめですよ!
没入感を楽しめる「シアタールーム」でリラックスモード全開に
もう一つ、通常のホテルにはないとっておきの施設をご紹介します。
それが「シアタールーム」です。
60インチの大画面で映画や音楽、旅の思い出写真などを自由に鑑賞することができます
AppleTVが導入されており、iPhoneユーザーならペアリングすることも可能。
段上になったフロアに座ったり寝転んだりしながらリラックスモード全開でまったりできます。
誰にも邪魔されずに映像に入り込める空間がまた絶妙で、没入感も最高です!
チェックインからチェックアウトの時間まで、完全予約制(1組2時間30分まで)で利用できます。
ラウンジのドリンクやライブラリーの本を持ち込むこともできます!
ずっと見逃していた映画をここで観るというのも、またひと味違った旅の思い出になりそう。
滋賀県産の木材を使用したモダン家具があちこちに
館内で使用されている家具は、すべてオリジナルです。
キハダ、センダン、エノキ、ヤマザクラなど県産材を使用。
琵琶湖の恵みを活かしながら森林の再生を目指す一般社団法人「kikito」や日本全国の木材を利用した家具メーカー「WISE WISE」と連携して生み出されました。
木の種類ごとに異なる風合いや温もりに意識を向けていくと、ささやかだけど確かな充足感に満たされていきます。
ここにいれば少しずつ、五感が研ぎ澄まされていくことを実感します。
滋賀が育む“食の宝物”をいただく贅沢
1階のレストラン「ダイニングルーム」では、今この場所、この時にしか味わえない滋賀の旬の恵みをたっぷり使った食事を楽しめます。
時期によりお食事の内容が変わっていくため、季節ごとの楽しみが広がります。
主役はなんと言っても食材。
シェフをはじめスタッフが生産者を直接訪問し、そこで出逢った豊かな山・大地・湖が育む四季折々の地域の宝物です。
だからこそ料理のジャンルに捉われることなく、食材を最も活かす調理法で提供しています。
窓の外に広がる琵琶湖の美しい景色も、食事をより一層美味しくさせるスパイスと言えるでしょう。
朝食はルームサービスかレストランのいずれかをチョイスできます。
宿泊客で満席でなければ、ディナーのみの利用もできます。
石窯で焼くモチモチのローマピッザがおすすめだそう。
サイクリングを中心にアクティビティも充実
アクティビティも気になるところです。
一年中楽しめるのはレイクサイドサイクリング。
無料で自転車の貸し出しを行なっているので、天気のいい日はぶらりと周辺を散策するのもおすすめ。
夏は目の前の琵琶湖で行うウェイクサーフィンやSUPなどのウォーターアクティビティプラン(有料)も人気です。
セトレマリーナお手製のガイドマップを片手にレッツゴー!
ガイドブックには、近隣だけでなく、大津や近江八幡の名所が記されています。
セトレマリーナびわ湖の最大の魅力は、自然と一体化する感覚を味わえること
外観もユニークな建物は建築家の芦澤竜一氏によるもの。
琵琶湖の棚田をイメージしたという独特のフォルムが目を惹きます。
また原始的な工法である版築と土塗壁が取り入れられ、屋根のスラブには緑化を施し、周辺の自然の植生が連続して宿っていく仕掛けが組み込まれています。
このように土の温もりだけでなく、届く光、水の気配、そよぐ風、樹木の葉音などの自然現象との接点を多く設けているのが最大の特徴だと言います。
このホテルが、これほどまでに心地いいのは、建物そのものが自然の素材やエネルギーと一体化しており、それをリアルに体感できるからでしょう。
まとめ
目まぐるしい日常生活からほんの少し離れて、心身をリフレッシュしながら自分と向き合う…そんな時間も時には必要です。
「セトレマリーナびわ湖」はそんなリトリートにぴったりの場所。
ここでは携帯の電源はオフにして、体全身で琵琶湖の自然のやさしさ、光、水、風、音を感じながら過ごしてみてください。
心地いい解放感に包まれて、“何もしない時間”の本当の豊かさに気づけるはずです。