滋賀県栗東市にある「SYMBIOSIS FARM by YANMAR」は、2024年1月13日にオープンした観光農園。
いちごの収穫体験やスイーツ作りができるようになっており、子どもをはじめとしたさまざまな方が、楽しみながら自然を学べるような工夫が施されていました。
これからの時期はもちろん、5月中旬ごろまでハウスの中でいちご狩りを楽しめるようになっているので、気になる方はぜひチェックしてみてください!
\全室レイクビューのセトレ取材レポ!/
「SYMBIOSIS FARM by YANMAR」の基本情報
店名 | SYMBIOSIS FARM by YANMAR(シンビオシスファーム バイ ヤンマー) |
住所/アクセス | 〒520-3004 滋賀県栗東市上砥山218-3 Google map |
電話番号 | 077-596-3065 |
営業日 | 1〜2月:金〜日曜日・祝日 営業 3〜5月:火〜日曜日・祝日 営業 (※月曜定休日) |
営業時間 | 9:00〜17:00 土、日曜・祝日:3部制(9:00/12:30/15:00) 平日:2部制(9:30/13:00) |
予約 | 完全予約制(※詳細は公式ホームページを参照) |
駐車スペース | あり |
公式ホームページ | https://www.yanmar.com/jp/symbiosisfarm/ |
公式Instagram | https://www.instagram.com/symbiosis_farm_official/ |
農業を通じて「美味しく遊ぶ!」が叶う場所
栗東にあるヤンマーの敷地内に、「SYMBIOSIS FARM by YANMAR」という観光農園が誕生しました。
「美味しく学ぶ!」をコンセプトとして掲げ、いちごの収穫体験ができる「いちごエリア」、採れたてのいちごを使ったスイーツ作りができる「カフェエリア」、アクアポニックスが設置されている「キッズエリア」の3つを観光農園の施設として利用できるようになっています。
たくさんの地域の方々に支えてきてもらった場所を、“農業を知ってもらう場”として新しくオープンさせたのだそう。代表の方は「地域にとけ込んで長く愛される場所になれば嬉しいです」と語ります。
すでに県内外問わず、お子さま連れのファミリーや友達同士などのさまざまな方がこの観光農園を訪れており、今後はさらに注目される場所になると予想されます。
アクセスする際は、公共交通機関と車のどちらでもOKです。栗東ICからも10分ほどの距離なので、比較的訪れやすい印象がありますね。
以下では、実際に体験できるコースの中身と魅力をご紹介します!
子ども大人も一緒に楽しめる2時間の「シンビオシス体験コース」
完全予約制のコースとなっており、1組22,000円(5名まで定額料金)で利用できます。
- いちごハウス1棟貸切りでのいちご狩り(1組2.0kg相当)
- プライベートな空間でのいちごスイーツ作り(お好きなスイーツを食べられるだけ)
- フレッシュハーブつみ
- 滋賀のこだわりフリードリンク
- キッズエリア(HANASAKAルーム)利用
それぞれのエリアは屋根がある場所なので、天候を気にせずに済むのもうれしいポイントではないでしょうか。
また、3ヶ月先まで公式サイトよりネット予約が可能なので、ぜひご家族やご友人とスケジュールを調節して申し込みをしてください。
枠に空きがあれば前日予約でもOKとのことなので、雨や雪で予定が乱れてしまった際は、予約状況をチェックしてみるのもおすすめですよ◎
詳しい情報や営業時間等は時期によって異なるため、公式サイトをご覧ください。
全5棟のいちごハウスでカゴいっぱいに摘み取りを!
「SYMBIOSIS FARM by YANMAR」で取り扱っているいちごの品種は2種類。
酸味が少なく、しっかりとした甘みを楽しめる「あきひめ」と、滋賀県が5年かけて開発した大粒の「みおしずく」のどちらかを収穫体験できるようになっています。
2種類うちどちらになるかは当日の実の状況によって異なるので、どちらも収穫できると間違わないように注意しておきましょう。
(※食べ比べができるように味見用のいちごは用意してもらえます!)
全部で5棟のハウスがあり、1棟を貸切で使うことができます。
いちごの芳醇で甘い香りに包まれる、幸せな空間となっていました。
注意事項や説明を軽く受けて、体験は始まります。
1組あたり2つのカゴを渡してもらえるので、約2Kg分ほどの量を採ることができます。カゴいっぱいにしてOKとのこと。
真っ赤ないちごを前に、開始早々からワクワクが止まりませんでした。
ただし、「シンビオシス体験コース」はスイーツ作りなどもあわせて2時間となっているため、いちごの収穫体験は20分ほどにしておくとよいでしょう。
採れたていちごを使った贅沢なスイーツ作り体験
いちごをたくさん採った後は、メインのカフェエリアへと移動します。
こちらは温室の中にあるので、比較的あたたかく過ごせる印象です。
独特な建物の形は地球環境と調和するようなイメージで作られており、建材には滋賀県の竹や琵琶湖のヨシが使われているのだそう。
滋賀県を愛する方々が考え抜いたおしゃれなエリアとなっています。
建物内のテーブルなどには、県内に生息している柿や山桜の木を使っているとも教えていただきました。
作れるスイーツは「いちごパフェ・いちごタルト・苺大福・瓶スイーツ(テイクアウトOK)」の4種類。
食べれるようなら好きなだけ、時間が許す限りスイーツ作りをしてOKとのこと。
材料だけ用意してもらえるので、あとは自分たちで進めましょう!
温室内にはエディブルガーデンがあり、ミントや月桃、ビオラなどさまざまな食用植物が植えられていました。
採ったエディブルフラワーはドリンクバーコーナーでハーブウォーターにしたり、スイーツの飾りとして使ったりすることができます。
創作意欲がくすぐられるので、お子さま連れの方や女性の方はより楽しめるのではないでしょうか!
厳選されたこだわりのドリンクを片手にプライベートを満喫
厳選されたドリンクを片手にスイーツを作りを楽しむのもおすすめです◎
滋賀県産のアイテムをそろえており、無農薬にこだわった朝宮茶や米安珈琲焙煎所から仕入れているオリジナルブレンドコーヒー、自分で点てられる抹茶、ハーブウォーターなど、さまざまなドリンクを飲み放題で利用できます。
また、個人的に美味しかったのが、採ったばかりのフレッシュいちごを使った「いちごミルク」です。
自分で揉んで作るので、美味しさも倍増。お子さまや友達と一緒にワイワイしながら作るのも楽しそうです!
大福には朝宮茶、タルトにはコーヒーといった風に、それぞれのスイーツに合うドリンクもあるそうなので、スタッフさんにおすすめを聞いてみるのも一つですよ!
キッズエリアを学びの場としても使える仕様に
お子さまと一緒に「SYMBIOSIS FARM by YANMAR」を利用した場合、気分転換にキッズエリアの「HANASAKAルーム」を利用することもできます。
杭や金属を使っていない格子を使ったり、建材を使ったおもちゃなどが用意されていたりと、親御さんにとってもうれしいスペースに。
最大の特徴は、中央に設置された「アクアポニックス」の水槽です。
水槽内の魚の排せつ物を、微生物が分解し、植物の栄養となり、浄化された水が再び魚の水槽へと循環する仕組み。
琵琶湖に生息する魚と植物が共生できる作りになっていて、自然循環の仕組みを遊びながら学ぶことができます。
全て木で作られているサステナブルなおもちゃで遊ばせるのも◎
長浜市にある会社のものを使っているので、安心して「HANASAKAルーム」を利用できるのではないでしょうか。
まとめ
滋賀県栗東市にある「SYMBIOSIS FARM by YANMAR」は、いちごの収穫体験やスイーツ作りができる観光農園。
自然についても学べるので、まさにコンセプトの「美味しく学ぶ!」が叶う場所と言えますね!
子どもから大人まで楽しめるようになっているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。