観光客もまばらで落ち着いた雰囲気の京都御所の東側。
お店とは思えない民家のような外観の隠れ家的なお店「冬夏(とうか)」。
一歩足を踏み入れるとそこには、おもてなしの心に溢れた和の空間が広がっていました。
\全室レイクビューのセトレ取材レポ!/
冬夏(tearoom toka)の基本情報
店名 | 冬夏(tearoom toka) |
住所 | 京都府京都市上京区信富町298 gallery nichinichi |
電話番号 | 075-254-7533 |
営業時間 | 11:00~18:00(LO.17:30) |
日 | 火曜・水曜定休 |
支払い方法 | カード可(VISA) 電子マネー不可 |
予約 | 予約可 |
アクセス | Google Map 京阪電車「神宮丸太町駅」3番出口から徒歩約7分 地下鉄「 市役所前駅」11番出口から徒歩約12分 バス「河原町丸太町」で下車して徒歩約4分 |
駐車場 | 無近隣にコインパーキングあり |
公式HP | https://tokaseisei.com/ |
公式Instagram | https://instagram.com/tearoom_toka?igshid=YmMyMTA2M2Y= |
公式facebook | https://www.facebook.com/tearoomtoka/ |
外観は立派な民家。知っている人だけがたどり着けるお店。
神宮丸太町駅から徒歩7分。
冬夏は、京都御所の東側に位置し、落ち着いた大人の雰囲気のエリアに位置します。
事前に電話で予約をし、マップを頼りに向かってみると、立派な門構えですが、普通の民家のような…。
本当に、合っているのか不安になりましたが、少し門の中を覗くと冬夏の文字が控えめに掲げられています。
通りすがりでは、お店とは気づかない外観。
知っている人だけがたどりつける隠れ家のようなお店です。
おもてなしの心に溢れた落ち着いた店内
看板はあったものの、まだ本当に合っているか、一抹の不安を抱えながら扉を開くと、すぐにお店の方が出迎えてくれます。
建物の中も、あまりお店という感じはせず、立派なお家というような雰囲気が続いています。
隅々まできちんと整頓され、花も生けられており、誰かのお宅にお伺いする客人になった気分。
靴を脱いで上がってみると、木漏れ日が美しい中庭が見えてきます。
冬夏の建物は、築100年余りの日本家屋を使用しているそう。
改装して、古民家の雰囲気を残しながら営業してるカフェなどは多くありますが、ここは、あまり大きく改装しているというよりは、そのままの日本家屋を使っているような感じです。
tearoom内は撮影禁止!デジタルデトックスできる落ち着いた空間
お茶をいただくtearoom内には、6席の客席しかなく、BGMもない、静かで落ち着いた空間です。
少し低い位置にある窓からは、落ち着いた雰囲気を邪魔しないよう、自然光が控えめに入り、お庭を楽しむことができます。
素敵な空間なので、たくさん写真を撮りたくなってしまいますが、tearoom内では、撮影が禁止。
少し残念ではありますが、撮影禁止となると、携帯の画面を見ることもなくなるため、自然とデジタルデトックスができ、お茶に集中できます。
シンプルでこだわりの詰まったメニュー
コースは、とてもシンプルで、波自(お茶1種+朝生菓子、またはカカオ)、白土(お茶2種+朝生菓子とカカオ)、青丹(ほうじ茶+朝生菓子、またはカカオ)の3種類。
お茶は、数種類あるメニューの中から好みのものを選択し、お菓子も和菓子かチョコレートから選ぶことができます。
お茶のメニューには、それぞれの特徴や味の説明も記載がありますが、店員さんに聞けば、きっと素敵なおすすめの一品をチョイスしてくれますよ。
お菓子は、和菓子の場合は、寺町の菓舗 小松屋さんのお菓子、チョコレートの場合は、ハワイから来ているカカオ85%とビターめなチョコレートだそう。
どちらもいただきたい人は、白土のコース一択です。
自分のためだけに丁寧に淹れられるお茶
どれにするか店員さんに注文を伝えると、目の前で、店員さんがお茶を淹れてくれます。
カウンターではありますが、自分だけのためにとても丁寧に淹れられるその動作は、まるで茶道の席でお手前を見ているよう。
音のない店内で、水の音と、茶器の音だけが響き渡ります。
冬夏は、水が美味しい京都でも名水と知られる水脈の真上に位置しているため、敷地内から湧き出る汲みたての地下水をつかって、お茶を淹れているそう。
デジタルデトックスして、五感が研ぎ澄まされた環境で楽しむお茶は、ひときは美味しく、日々の悩みなどもスッと解決してしまいそうです。
隣のギャラリーではお茶や茶器の購入も可能
お隣のお部屋ではいただいたお茶や、お茶を淹れていただいた茶器を購入することができます。
tearoomの中では、茶器を触って自らお茶を淹れることもできるので、手に馴染んだお気に入りの茶器が見つかることもあるかもしれないので、これはありがたい環境。
一つ一つのお茶に、ペアリングの情報なども記載されていて、家に帰っても楽しんでみたくなってしまいます。
こちらは、ショップ兼ギャラリーですので、素敵な茶器をじっくりと眺めることができます。
まとめ
忙しない毎日をひたすらにこなしてしまうような日々でも、少しだけスマホから離れてお茶を楽しむ。
そんな時間を過ごせる隠れ家のような空間、冬夏。
何かに迷った時や、もやっとしてしまった時に、自分を見つめ直す時間を過ごしたい人におすすめしたい素敵な場所です。