【西陣】ベジサラ舎 すこやか食堂|野菜がもっと好きになる!八百屋直営のカフェレストラン

「ベジサラ舎 すこやか食堂」は、店主が生産者から仕入れる安全で新鮮な野菜を取り扱う八百屋が運営するカフェレストラン。

“生産者が無農薬や有機肥料でこだわって栽培した野菜の美味しさを伝えたい”という店主の想いから、コロナ禍の2020年にオープンしました。

お店では、規格外で販売できない野菜やお店で過剰に仕入れた野菜を活用した家庭料理を提供。

地域の人はもちろん、評判を聞いて遠方から訪れる人も多いという、老若男女問わず人気のお店をご紹介します。

ベジサラ舎 すこやか食堂の基本情報

店名ベジサラ舎 すこやか食堂
住所・アクセス〒602-8491
京都府京都市上京区西社町179
GoogleMaps 
電話番号075-415-0438
営業時間カフェ
11:30〜17:00

ランチ
11:30〜L.O.15:00
(それ以降もあれば注文可能)

八百屋
10:00〜17:00
定休日日・月曜日定休
駐車・駐輪スペース駐輪場のみ店舗横にあり
予約可能(ランチは予約推奨)
※電話またはRettyから
テイクアウト可能
公式HP
公式インスタグラムhttps://www.instagram.com/vejisara.sha/
※取材(2024年2月3日)時点の情報です

開店直後からほぼ満席!安全で新鮮な野菜を求めてたくさんの人が足を運ぶ人気のお店

ベジサラ舎 すこやか食堂の外観

「ベジサラ舎 すこやか食堂」は、西陣織の紡糸工房だった京町家を改装した八百屋「ベジサラ舎」が運営するカフェレストランです。

もともと料理教室をされていた店主が、滋賀県のとある農家が育てたトマトの美味しさに感動したことをきっかけに、2017年に配達販売の形で八百屋をスタート。

八百屋で取り扱う生産者こだわりの野菜を実際に食べて、美味しさを実感したうえで買ってもらえるようにとの想いから、八百屋に隣接する形でカフェレストランをオープンされました。

ベジサラ舎 すこやか食堂の店内

お店に入ると、スタッフの明るい声とともに色とりどりの野菜たちが元気にお出迎え。

店頭に並ぶ野菜は、“生産者の顔や想いが見える野菜“を届けたいという店主が生産者のもとへ足を運び、直接仕入れたものです。

小さな子どもを連れた夫婦が続々と入店し、店内はとても賑わっていました。

ベジサラ舎 すこやか食堂のお客さんの様子

八百屋スペースの右側にある扉が「すこやか食堂」への入り口。

手前には、4人掛けのテーブル席が2卓とカウンター席が3席あります。

奥は座敷になっており、1〜4人掛けの席が18席ほど用意されています。

八百屋と同様、開店直後にもかかわらず、手前のテーブル席とカウンター席はすでに満席という人気っぷり。

ベジサラ舎 すこやか食堂の座敷

今回は、こちらの中庭が一望できる奥の座敷に案内していただきました。

後ろの床間には掛け軸や立派な百合の花が飾られており、非常に趣のある雰囲気。

料理が出てくるのを待っている間も、床間の花や庭を眺めていると心が和みます。

こだわり野菜たっぷりのメニューを月替わりで楽しめる「すこやか定食」

ベジサラ舎 すこやか食堂のすこやか定食

ランチメニューは「すこやか定食」と「カレーセット」の2種類。

どちらも旬の野菜に合わせて、月ごとにスタッフ全員で考案しているそうです。

今回は、熱々の「チキンポットパイ」に「セロリとひじきの和え物」と「かぶときのこソース」がついた「すこやか定食」をいただきました。

「チキンポットパイ」には、ご飯とサラダ、キャロットラペまでついて、パッと見ただけでも15種類近くの野菜が使われている模様。

ベジサラ舎 すこやか食堂のチキンポットパイ

サクサクのパイを割ると、たっぷりの野菜とチキンが入った豆乳クリームシチューが登場。

にんじん、ブロッコリー、きのこ、チキンなどの具材がゴロゴロと入ったシチューは、パイで包まれているので、最後まで温かくいただくことができました。

無農薬や有機肥料で育てられた野菜は、どれも野菜本来の味が濃いので、やさしい味付けでもしっかりと満足感があります。

見ているとつい買いたくなる!元気いっぱいの野菜たち

ベジサラ舎の野菜ラインナップ

食べてみて気に入った野菜を買って帰れるのが「ベジサラ舎 すこやか食堂」の醍醐味。

竹籠や木の箱に入った「ベジサラ舎」の野菜は、どれも色が濃くて鮮やか、皮も太くて丈夫なものばかり。

大根やキャベツ、イチゴなどの旬の定番野菜や果物から、ビーツや子持ち高菜、メロゴールドといった珍しいもので、たくさんの種類の青果が威勢よく並んでいます。

ベジサラ舎 すこやか食堂2

さらに、“野菜を美味しく食べる方法も知ってほしい”という店主の想いから、POPには味や産地に加えて、おすすめの調理方法も書かれています。

中には「このビーツはどうやって食べたらいいの?」と店主に直接、質問されるお客さんも。

生産者だけでなく、お客さんともしっかりと対話をして野菜の魅力を伝えておられる店主はじめスタッフの方々の姿が素敵でした!

ベジサラ舎 すこやか食堂で販売されている生もろみ味噌

味噌樽のままで販売されているワイルドな「生もろみ味噌」。

その他、キムチや卵などの生鮮食品も販売され、野菜と同様に産地やこだわりが表示されています。

まとめ

生産者がこだわって育てた野菜の美味しさを知ってもらいたいという店主の熱い想いから誕生した「ベジサラ舎 すこやか食堂」。

サイズや形が規格外のために販売できない野菜も、調理次第でとても美味しくいただけることを実感できるお店です。

野菜のことがもっと好きになる、八百屋が作る料理をぜひ味わってみてください!